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香川真司 10年前

途中出場のマンU香川に現地は平均点並ぶ。戦術変更で今後は出場機会増加か

8日、ウェストブロミッチと対戦したマンチェスター・ユナイテッド。0-3と敵地で快勝した試合で、香川真司は後半途中より出場。現地の評価をお届けする。

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

「ヤヌザイとマタとのポジション争いがある」

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香川はWBA戦で途中出場を果たした【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

 8日に行われたプレミアリーグ第28節で、マンチェスター・ユナイテッドは敵地でウェストブロミッチに3-0で勝利した。香川は2-0で迎えた後半31分から途中出場し、前回のオリンピアコス戦に続いて公式戦2試合連続出場となった。

香川/ユナイテッドの現地評は以下の通り――。

スカイスポーツ(テレビ局)=6点(平均点):「途中出場して軽快に見えた」

ユーロスポーツ(テレビ局)=6点(平均点)

マンチェスター・イブニング・ニューズ(地方紙)=評価無し:「印象を与えるには(出場が)遅すぎた」

ユナイテッド公式ツイッター:「(香川について)ヤヌザイとマタとのポジション争いがあるが、香川はこれからシーズン終了までにもっとプレーするだろう」(デビッド・モイーズ監督)

 5日に日本で行われた代表の国際親善試合、ニュージーランド戦に出場し、中2日でウェストブロミッチ戦に臨んだ香川は、出場時間が約15分と限られたため特に見せ場を作れなかった。チームが快勝し、リーグ2連勝を飾ったこともあって香川の評価もまずまずだった。

 一方、ユナイテッドは前節2-0で勝利したクリスタルパレス戦に続き、今まで縦へのドリブルからクロスを上げるウィンガーとしてプレーするも機能していなかったヤングとバレンシアを再び先発落ちさせ、細かくパスを繋げるマタとヤヌザイを4-2-3-1の2列目両サイドに置いたことで攻撃が活性化し、創造性が増した。

 モイーズ監督が今後の試合での香川の出場を示唆した通り、今後もユナイテッドに同様の戦術が定着すれば、香川にも出場機会が巡ってくるかもしれない。

【了】

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