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本田圭佑 10年前

本田への伊紙・単独インタビュー全文掲載。「結果に満足していない。批判は当然」「重圧は好き、歓迎したい」

text by 編集部 photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

「(EL出ない方がいい)同意できない」

――数週間前、サポーターはあなたのチームメートたちに会って話をすると要求した、普通だと思う?

「普通ではない。でもこの状況サポーターの気持ちはわかる。悪いゲームをすれば、説明して欲しいと思う心理は普通だ」

――来季は欧州チャンピオンズリーグ(CL)に出場しないで1年を過ごすことになる。それに対して思うことは?

「わからない。2シーズン後には(CLで)プレーできると思う。今はヨーロッパリーグ(EL)に集中しなければならない。重要な目標だ」

――ハイレベルなELを戦うよりも、イタリアでは1年はヨーロッパの舞台で戦わずに、クラブを再生させる方がいいと考えられている。

「それは同意できない。チームを向上させるためには試合をする必要がある。試合はたくさんある方がいい。特にピッチに送る優秀な選手がたくさんいるクラブでは。自分たちはプロの選手。1週間に2試合プレーする準備をする必要がある。

 もしELに入れなければ、現実をポジティブに受け止めて、練習に集中しなければならない。でもたくさんの試合でプレーした方がいい」

――イタリア人メディアのあなたへの評価に対してはどう思う?

「批判は嬉しくないが、書くのは自由。セリエAでの初めてのゴールはまもなく決めると感じている。重要な時だ。僕はとても決定力がある。ミランでビッグプレーヤーになるために来た」

――チームの再生は長い道のりになりそうです。

「わかっている。ここには大きなプロジェクトがある。日本人は我慢強い」

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