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イングランドで珍事。ユニフォームを忘れ、相手チームのシャツを着用、しかも勝利

「敵チームのアウェーシャツを着てプレーするのは酷い仕打ちだった」

 この試合で主審を務めたアンディ・デイビス氏は試合前、両チームのカラーが同じ水色であったことから、アウェーチームのトランミアに他の色のシャツを着用するよう命じた。しかし、トランミアの用具スタッフが他のシャツを持参していなかったため、急遽ホームチームのアウェーシャツを借りる事態となった。

 この珍事が影響してか、トランミアは2-1で勝利し、得失点差で降格圏から脱出した。試合後、決勝ゴールを決めたFWライアン・ロウは次のように語った。

「敵チームのアウェーシャツを着てプレーするのは酷い仕打ちだった。最初は動揺したけど、トイレに行って『敵のシャツを着て倒してやろう』と気持ちを切り替えた」

 両チームは第41節を終え、勝ち点43で降格圏21位のクルーと並んでおり、トランミアは消化試合を一つ残している。

【了】

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