ドイツ代表では、29歳にして118キャップを数え、W杯チャンピオンの一員でもあるアーセナルのルーカス・ポドルスキ。代表での充実とは対照的に2012年に加入した”ガナーズ”(アーセナルの愛称)では不遇の時を過ごしている。
移籍も噂されるが、現在はEURO予選に臨む代表チームに合流している。そこで彼は『ドイツ通信社』に現在の心境を語った。
アーセナルでの現状について聞かれると、「もちろん満足していない」と答えたポドルスキ。今季リーグ戦はわずか3試合しか出番がなく、出場時間は45分にも満たない。
移籍について質問が及ぶも、「他のクラブとは一切交渉していないし、アーセナルに移籍の意思を伝えている訳でもない」と答えるに留まった。具体的な話はまだ何もないようだ。「ただ言えることは、僕はアーセナルと契約を結んでいるということさ」
ドイツ代表のテクニカルディレクターを務めるオリバー・ビアホフ氏は、「今の状況については慎重に考えろとアドバイスを送るよ。あと、監督と話せともね」とポドルスキを気遣うコメントをしている。
「冬が来たらすぐ考えるよ」
イングランドで燻るドイツ代表レフティーは、一体どのような決断を下すのか注目だ。
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