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モラタ、レアル退団理由を明かす「金の問題ではない。スペインでは外国人の方が評価される」

text by 編集部 photo by Getty Images

モラタ、レアル退団理由を明かす「金の問題ではない。スペインでは外国人の方が評価される」
イタリアへ活躍の場を移したアルバロ・モラタ【写真:Getty Images】

 ユベントスのFWアルバロ・モラタは13日、スペインラジオ『オンダ・セロ』でユベントス加入とスペイン代表の招集に幸せな様子をうかがわせた。また、昨季レアル・マドリーでは良い時期を過ごさなかったと認めた。

 わずか22歳で代表チームに呼ばれたモラタは「U-17にいた頃はA代表の選手達と会う度に写真を頼んだりした。夢のようだ」と、初招集への満足感を語った。

 ユベントスと合意に達するまでは去就が騒がれていたモラタ。「結構な人がユベントス行きを勧めなかった。別のクラブへ行った方が良いと言われていた。プレミアへ行く可能性もあった」と明かしたが、最終的には自分を信頼してくれたユベントスへ心が動いたようだ。

「ユベントスの関係者が直接僕の家に来て、『君が欲しい』と言ってくれた。決断に迷いはなかったよ」

 また、リーガ内での移籍も可能だったが、それでもスペインを去った理由に関しては「金の問題ではない。スペインでは外国人の方が評価される」と、不満を口にした。

 もしマドリーでユベントス同様の出場機会を得ていたとしたら、移籍は無かっただろう。「マドリーは“9番”として僕よりほかの選手を適応させたかった。僕より4人か5人の選手が優先されていた」と、マドリー時代の厳しい競争も明かしている。

 モラタは今季セリエAで7試合4ゴールの結果を出してデル・ボスケ監督に招集された。近い将来、マドリーがモラタの売却を後悔する日が来るかもしれない。

【了】

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