サミ・ケディラ【写真：Getty Images】
レアル・マドリーのMFサミ・ケディラは、冬に他チームへ移籍するという噂を否定してマドリーへのクラブ愛を強調した。独紙『キッカー』が伝えている。
ケディラは、2015年に契約が満了することによって今冬に移籍の可能性が浮上したが「チームを去る理由は一つも無い。マドリーは偉大なクラブだ。そして僕のハートにある」とクラブへの愛着を語った。
そして、「別のチームとの会話は無かったし、去る可能性すら検討しなかった。それはこれからも変わることのない事実だ」と、今までの報道を全面的に否定した。
「マドリーでは僕の第2の故郷を見つけられた。街の居心地は良い」と、スペインの首都での生活に満足感を示し「偉大なチームでプレーしている。恐らくここに来てから最高のチームだ。リーガでもチャンピオンズリーグ（CL）のグループでも首位だ」と、チームの好調を誇った。
昨年のイタリア代表との親善試合で負った靭帯断裂を乗り越えてブラジルW杯で優勝を果たしたものの、その後は左脚ふくらはぎに肉離れを負って再び戦線を離脱した。
現在は回復し、18日のリーガ第8節レバンテ戦で招集リスト入り。復帰後は熾烈なポジション争いが待ち受けているが、アンチェロッティ監督はケディラについて「100％のコンディションを取り戻した際にはスタメン候補の一人に戻る」と語っている。
また、14日に行われるEURO2016グループ予選第4節ジブラルタル代表戦に臨むドイツ代表にも復帰した。
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