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レアルの20歳カンテラ至宝に国内外から熱視線。岡崎所属のマインツも高い関心

text by 編集部 photo by Getty Images

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レアル・マドリーのユースチーム、カスティージャのMFアルバロ・メドラン【写真:Getty Images】

 岡崎慎司が属するマインツと清武弘嗣と酒井宏樹が所属するハノーファーは、セグンダB(スペインの3部リーグ)でプレーしているレアル・マドリーのユースチーム、カスティージャのMFアルバロ・メドランに関心を持っている。さらにはレバークーゼンも狙っていると、スペイン紙『マルカ』が15日に伝えている。

 20歳のメドランは、既に今季1軍でデビューして3試合に出場している。同紙によるとトップチームのアンチェロッティ監督とカスティージャのジダン監督も、同選手のプレーに魅了され大いに満足しているという。

 カスティージャでは中盤でのプレーながら、今季5得点でFWラウール・デ・トマス同様チームの得点王。昨季は12ゴールを挙げ、この3年間でセンターラインの近くから4度も決めるなどロングシュートの精度も高い。

 2017年に契約が満了するメドランは、来季カスティージャでの続行は検討していない。セグンダAへの昇格が実現しなければ尚更である。その場合、同選手の未来はトップチームへの昇格か、レンタル移籍、または完全移籍に委ねられる。

『マルカ』によれば、今夏既に日本代表のFWマイク・ハーフナーが所属するコルドバやアルメリア、エスパニョールがレンタル移籍で獲得を求めたが、今季カスティージャの監督に就任したジダンは断固却下した。また、2012年12月に契約延長したメドランは、同時にチェルシーが提示したオファーを蹴っている。

 12日、スペイン代表U-21でもデビューを果たしたメドランは、16日に再びカスティージャの選手としてプレーするが、12月2日の国王杯ベスト32・2ndレグのコルネジャ戦と同9日のチャンピオンズリーグ(CL)第5節ルドゴレツ戦でトップチームでの出場が濃厚と見られている。

【了】

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