退団が噂されるバルセロナのDFマルティン・モントーヤ【写真:Getty Images】
バルセロナのDFマルティン・モントーヤは、今冬に退団する意思をクラブに伝えたようだ。スペイン紙『スポルト』と『ムンド・デポルティボ』が11日に報じている。
モントーヤの代理人であるフアン・デ・ディオス・カラスコ氏とアンドニ・スビサレッタSDの会談が、バルサの事務所で行われた。カラスコ氏は同選手がレンタル移籍ではなく、完全移籍を求めていることをクラブ側に強調した。同代理人は「彼がバルサを出たいと言った時、クラブは引き止めないだろう」と話しているという。
カタルーニャラジオ『Rac1』とイタリア紙『トゥットスポルト』によれば、ユベントスが既にカラスコ氏と話し合ったと報じている。モントーヤは今季、チャンピオンズリーグ(CL)に出場していないため、ユーベの選手としてCLでプレーできる。
ユベントスはDFクワドォー・アサモアが負傷離脱中でサイドバックが不足している。どちらのサイドでもプレーできるモントーヤが加入すれば貴重な戦力となるだろう。
バルサのカンテラ出身の同選手は、今年23歳を迎えた。ここ2年は控えとして毎年20試合前後に出場していたが、今季ルイス・エンリケ監督が与えたチャンスは9月13日に行われたリーガ第3節ビルバオ戦のみ。
しかしモントーヤが抜けた場合、右SBはアウベスの他にはドグラスだけになる。ルイス・エンリケ監督が選手の希望を受け入れるかどうかが注目される。
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