ギジェルモ・オチョア【写真：Getty Images】
ブラジルW杯でセンセーショナルなパフォーマンスを披露し、マラガ移籍を勝ち取ったメキシコ代表のGKギジェルモ・オチョア。
しかし、大方の予想に反してリーガでポジションを確保できず、現在はカメルーン代表のイドリス・カメニがゴールマウスを守っている。
そこでイングランド移籍が決まりつつあると英『エクスプレス』をはじめとした欧州各国メディアが16日に報じた。
移籍先の候補に挙がっているのは名門リバプールだ。昨季に引き続き今季も正守護神を務めるシモン・ミニョレが不安定なプレーを連発して批判を浴びており、14日のマンチェスター・ユナイテッド戦ではついにブラッド・ジョーンズにポジションを奪われた。
一方、これまでリバプールの控えGKを担ってきたジョーンズは正守護神として実力不足との評価が根強く、実際にユナイテッド戦でのパフォーマンスも褒められたものではなかった。
ミニョレはブレンダン・ロジャース監督の信頼を失っており、300万ポンドほど（約5億5000万円）と安価で獲得できるオチョアを新たな守護神に据えようとしている。
そしてこの移籍の噂を加速させたのは、オチョア自身が14日にリバプールのツイッターを新たにフォローしたということだ。
メキシコ代表で素晴らしい活躍を披露してもマラガのハビ・グラシア監督はオチョアを起用する意思はないようで、冬に移籍を決断する可能性も十分に考えられる。
チーム内での居場所を失いつつあるミニョレが奮起してポジションを取り戻すのか、それとも新たなライバルにその座を奪われるのか、1月にリバプールのゴールマウスに立つ守護神に注目が集まる。
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