調子を取り戻したGKイケル・カシージャス【写真：Getty Images】
9歳から所属している愛しのレアル・マドリーの退団も噂されたGKイケル・カシージャスだが、本人がその可能性を否定した。スペイン紙『マルカ』が23日に伝えている。
スペイン代表ではEURO2016まではプレーしたいと宣言したカシージャス。マドリーに関しては、期限は明かさないものの契約は2017年まであるとし、「退団する理由は無い」と移籍の可能性を否定した。
現在カシージャスは、幸せな日々を取り戻しマドリー以外での未来は検討していない模様だ。チャンピオンズリ－グ（CL）決勝戦での致命的なミスに続き、ワールドカップ（W杯）でも失態を晒した。だが現在は、以前のパフォーマンスに戻っている。
「僕にとっては最高の年だった。4タイトルを制覇して、それらの全試合に出場できたからね。多少悪かった1ヶ月半もあるけど残りは忘れられない」
一時期はマドリーのサポーターからも支持を受けていなかったカシージャスは、堅実に結果を残すことによって立場を逆転することに成功した。彼が取り戻した自信はチームメイトにも分け与えられ、同選手はこれに関して「一番大切なのは、チームは勝利とタイトルを手にし続けているということだ」と、チームの重要性を強調した。
また、フロントに疑問視されていたと感じたかと聞かれた際、カシージャスは「クラブには常に評価されて尊重されていると感じた」と、ペレス会長への感謝を口にした。
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