サウサンプトンのクーマン監督【写真:Getty Images】
日本代表の吉田麻也が所属するサウサンプトンのロナルド・クーマン監督が、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に自信をのぞかせている。31日付のイギリス『BBC』が指揮官のコメントを報じた。
現在プレミアリーグではチェルシー、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッドに次ぐ4位のサウサンプトン。年明け第一戦目の相手となるアーセナルとは勝ち点33で並んでいるものの、得失点差で上回わった。
記者からアーセナルよりも上の順位でシーズンを終えることが出来るかと聞かれたクーマンは「可能だと思う」と返答。さらに、「我々はリーグの上位を争えるチームだと信じている」と話している。
2014年の終盤にはアウェイでのアーセナル戦を含め4連敗を経験。しかし、その後の3試合は2勝1分けと復調を見せた。開幕前にアダム・ララーナ、リッキー・ランバートといった主力を放出しながら上位に食い込むチームの実力は、決してフロックではなさそうだ。
2月にはCLの決勝トーナメントが始る。アーセナル、チェルシー、シティの3チームはフィジカルコンディションの面でサウサンプトンよりも厳しい戦いを強いられる。
そうした”アドバンテージ”もあり、クーマン監督は「我々は人々を驚かす事ができるだろう」と、トップ4入りに向け意気込みを見せている。
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