セルティックのファン・ダイク(左)とレンジャーズのミラー(右)【写真:Getty Images】
【セルティック 2-0 レンジャーズ スコティッシュ・リーグカップ準決勝】
スコッティッシュ・リーグカップの準決勝、セルティック対レンジャーズが1日ハンプデン・パークで行われ、2-0でセルティックが勝利した。
共にグラスゴーを本拠地とするセルティックとレンジャーズの対戦は”オールド・ファーム”と呼ばれ、世界でも有数のダービーマッチとして知られている。
かつて中村俊輔がセルティックに所属していた際には、このオールド・ファームで鮮烈な左足のミドルシュートを決め、観衆の度肝を抜いた。
2012年にレンジャーズが経営難から破産した影響で4部に降格。そのためリーグ戦では2012年4月を最後に約2年10ヶ月もの間対戦がなかったが、今回リーグカップの準決勝で伝統の一戦が実現した。
両サポーター合わせ、5万925人がスタジアムに駆けつけた試合はプレミアリーグ3連覇中のセルティックがさすがの力を見せつける。
開始10分にFWグリフィスが元スコットランド代表MFコモンズからのクロスをヘディングで合わせて先制。
さらにコモンズは31分、自ら左足の強烈なミドルを叩き込み、リードを2点に広げた。
レンジャーズは結局シュートを1本しか放つことが出来ず、決定機のないまま2-0で試合終了。通算400回目のオールド・ファームはセルティックに軍配が上がった。これで通算成績はセルティック145勝、レンジャーズが159勝となった(引き分けが96試合)。
セルティックはリーグカップで3季ぶりにファイナル進出。2008-09年以来の優勝を目指し、決勝でダンディー・ユナイテッドと対戦する。
【了】
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