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QPR新監督はシャーウッド氏が濃厚か。元同僚ダイレクター「長期で貢献できる人物を」

text by 編集部 photo by Getty Images

QPR新監督はシャーウッド氏が濃厚か。元同僚ダイレクター「長期で貢献できる人物を」
QPR次期監督就任が濃厚といわれるティム・シャーウッド氏【写真:Getty Images】

 前トッテナム監督のティム・シャーウッド氏が、クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)の新監督最有力候補に挙がっている。4日付の英紙『ガーディアン』が報じている。

 プレミアリーグで19位と苦しい戦いが続いているQPRは、ひざの手術を理由にハリー・レドナップ監督の辞任を発表したばかり。

 記事によれば、同クラブのオーナーであるエア・アジアCEOのトニー・フェルナンデス氏が、クラブOB(1986-95年在籍)で元イングランド代表FWのレス・ファーディナンド氏をフットボール・ダイレクターに指名したことが発端になっているという。

 シャーウッド氏は、2013-14シーズンにトッテナムを率いていたアンドレ・ビラス=ボアス氏の後任として、シーズン途中にコーチから暫定監督に就任。手持ちのカードを駆使し、5ヶ月でチームを再建した手腕が高く評価された。

 当時シャーウッド氏のもとでコーチを務めていたファーディナンド氏は「長期間でクラブを指揮できる人物がいい。特にアカデミーに力を入れたい」と育成を重視したクラブ運営を目指すことを強調。

 シャーウッド氏の手腕については「彼は主力と控え選手を区別しない。トッテナムではハリー・ケインやナビル・べンタレブら若手を積極的に起用し、チームの礎を作った」とクラブビジョンを共有できる存在の一人だと語った。

 今後の監督人事については「ファンが口にする人物の名は耳に届いている。近日中に3人の候補者と会う予定だ」とシャーウッド氏の他に候補に挙がるジョー・ジョーダン氏とグレン・ホドル氏との接触を示唆した。

 QPRは今週末のリーグ戦(対サウサンプトン)は、レドナップ政権時にコーチを務めていたクリス・ラムジー氏が暫定監督として指揮を執る。

【了】

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