プレミア強豪が注目するFWタイラー・ウォーカー【写真：Getty Images】
イングランド・プレミアリーグの複数クラブが、チャンピオンシップ（2部）のノッティンガム・フォレストのユースチームに所属するFWタイラー・ウォーカーのスカウティングを開始したと、英紙『デイリー・ミラー』が報じている。
タイラーに注目が集まった理由は2つ。ひとつは1988年から1994年の間にトニー・アダムスやテリー・ブッチャーらとイングランド代表の守備を支えたデス・ウォーカーを父にもつこと。現役時代のデスは、激しいタックルも厭わない屈強なCBとして、主にノッティンガム・フォレストやシェフィールド・ウェンズデーで活躍した伝説的プレーヤーだ。
もうひとつは、先月行われたFAユースカップ4回戦のWBA戦でハットトリックを達成したこと。ノッティンガム・フォレストU18が守勢にまわる展開が続くなか、タイラーは後半だけで3得点し、チームの勝利に貢献した。ちなみに父親のデスは、現役生活20年間のあいだに代表とクラブで出場した計719試合でわずか1ゴールしか挙げていない。
記事によると、この18歳の若手有望ストライカーの獲得に熱心なのは、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、リバプールの4クラブ。尚、ノッティンガム・フォレストの関係者は、タイラーを自前のユースチームで育成したい考えを示している。
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