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マンU指揮官が万能型SBを熱望。豪華攻撃陣支える献身役としてウォーカーに照準

text by 編集部 photo by Getty Images

マンU指揮官が万能型SBを熱望。豪華攻撃陣支える献身役としてウォーカーに照準
トッテナムのDFカイル・ウォーカー【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドのルイ・ファン・ハール監督は、来夏の移籍市場でトッテナムに所属するイングランド代表DFカイル・ウォーカーの獲得を望んでいる。英紙『デイリー・メール』が伝えている。

 ユナイテッドは今季、右サイドの選手層が薄く、そこを専門とする選手はバレンシアしかいない。現状では、元々FWのルーニーがその位置で起用されることも多く、明らかに補強が急務なポジション。

 しかも、ファン・ハール監督は3バックと4バックを併用するため、このポジションは攻守の切り替えが早く、豊富なスタミナとスプリントが求められる。

 記事によると、ユナイテッドがウォーカーを獲得するには、少なくとも移籍金2000万ポンド(約37億円)が必要。攻守にハードワークでき、3&4バックのどちらでも適応できる身体能力を備える選手だけに、高額移籍金は避けられない。

 しかし、同選手は怪我も多く、骨盤の怪我から9カ月ぶりに復帰したばかり。そのため指揮官は、サウサンプトンのイングランド代表DFナサニエル・クラインや、エバートンのアイルランド代表DFシェイマス・コールマンも補強リストに入れている。

 ユナイテッドはリーグ25節終了時点で首位と勝ち点差12の3位をキープ。欧州CL出場権の獲得は、来季の補強費にかかわってくるため、トップ4のままシーズンを終えたいところだろう。

【了】

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