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QPRのエースFW、悪童バートンにうんざり?「馬鹿げた退場だった」

text by 編集部 photo by Getty Images

QPRのエースFW、悪童バートンにうんざり?「馬鹿げた退場だった」
ハル戦で退場処分となったQPRのMFバートン【写真:Getty Images】

 プレミアリーグのQPRは、現地時間22日に行われたプレミアリーグ第26節でハル・シティに1−2で敗れた。QPRは現在勝ち点22で17位。18位のバーンリー、19位のアストン・ビラとは同勝ち点で、最下位レスターとの差も僅かに4と残留争いの真っ只中にいる。

 その中で、リーグ戦14得点と奮闘するFWチャーリー・オースティンがチームメートのジョーイ・バートンに苦言を呈している。23日付のイギリス『スカイ』が報じた。

 過去には暴言や一般人に対して暴行事件を起こすなど数々の騒動を巻き起こし、悪童として知られる元イングランド代表のバートン。

 この試合では前半32分、QPRデビューを果たしたばかりの19歳ダーネル・ファーロングがハルのニキチャ・イェラビッチに対して激しいタックルを浴びせる。この際にバートンは仲裁に入ったが、詰め寄ったハルMFトム・ハドルストンに対してパンチを見舞い、一発退場となっている。

 これについてオースティンは「ダーネルを守るためにやったというのは分かる。だけど、あれは馬鹿げた退場だったよ」と、本音を明かした。数的不利となったQPRはその後、勝ち越しゴールを許した。

「大きな代償を払うことになった。彼は悪者で、退場は正しかった。彼は感情を抑えなくてはいけない」

 オースティンはさらに「彼は重要な選手で、僕らのキャプテンなんだ」と、話している。チームにとっては必要不可欠な選手だけに、余計に悔やまれる退場となった。

 バートンは試合後に自身の『ツイッター』に謝罪のコメントを投稿している。

【了】

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