同点弾を決めたMFセイドゥ・ケイタ(左)とFWジェルビーニョ(右)【写真:Getty Images】
セリエAで2位のローマは現地時間2日、首位ユベントスとの直接対決を1-1のドローで終えた。両者の勝ち点差は「9」のままとなり、ローマはリードを縮めることができなかった。試合後、ローマの選手達が試合を振り返えり、その胸の内を明かした。
同点弾を決めたコートジボワール代表MFセイドゥ・ケイタは、「僕達は目覚めるのが遅すぎた。退場者を出してからは、2倍働かなくてはならなかった」と伊紙『メディアセット』に語った。
首位との勝ち点差を縮めるチャンスでもあったが、「今日は勝つ必要があったが、引き分けてしまった。この結果は十分ではない」と結果には満足していないことを明らかにした。
しかしながら、首位相手に同点に追いついたことについては、一定の手応えを掴んでいるようだ。「ユーベは素晴らしいチームだ。90分間彼らを支配することはできなかった。だが、最後の20分間は我々の思い通りに進んだ。常にこのようなプレーが出来ていれば、9ポイントのビハインドはなかったはずだ」と、同点に追い付いた試合終盤のようなプレーの継続を望んだ。
一方、FWジェルビーニョもユベントス相手に苦戦を強いられたことを『ローマTV』に語っている。「ユーベは慎重に、スペースを消して僕達を待ち構えていた」と語ったコートジボワール代表FWだが、「終盤には彼らが少し間延びしてスペースを見つけることができた。良い攻撃を仕掛けるには、スペースが必要だ」と、同朋のケイタと同様に試合終盤には試合を優位に進められたことを強調した。
同選手はおよそ1ヶ月間アフリカ・ネーションズカップに参加しており、コンディション不良が懸念されていたが、「調子は良いよ。少し疲労による問題はあるけど、すぐに良くなる」と問題がないことを明かした。
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