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クアドラード、新天地での生活を語る「時間をくれれば結果は出す」

text by 編集部 photo by Getty Images

クアドラード、新天地での生活を語る「時間をくれれば結果は出す」
チェルシーに所属するMFクアドラード【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグのチェルシーに所属するコンロンビア代表のMFフアン・クアドラードが、新天地に懸ける思いを語っている。

 現在26歳のクアドラードは、2009年ウディネーゼで欧州の舞台に初挑戦。2012年に名門フィオレンティーナに移籍し、リーグを代表するサイドアタッカーに成長した。また、2014年のブラジルW杯での活躍もあり、冬に移籍金2700万ポンド(約48億円)でチェルシーに加入した。

 チェルシーは今季、欧州チャンピオンズリーグでは決勝トーナメント1回戦でパリ・サンジェルマンに敗れたものの、リーグ戦では1試合未消化ながら2位に勝ち点6差をつけて首位をキープ。ただ、鳴り物入りで入団したクアドラードは、出場した6試合で未だインパクトを残せずにいる。

 英紙『デイリー・エクスプレス』でクアドラードは「今は街の雰囲気や新しいチームメートに慣れることに重点を置いている。変化が起きた選手には忍耐が必要になる。私はここでキャリアをスタートさせたばかりで、チャンスが訪れた時にハードワークできるよう準備を進めている段階だ。

(ジョゼ・)モウリーニョ監督は私に良い刺激を与えてくれる。素晴らしい人物だと思うよ。メディアに対するインタビューの時とは違い、普段は父親のように選手に接してくれるんだ。

 監督からは、攻撃に加え、相手選手へのマーキングについてアドバイスをもらった。イタリアでも(ヴィンチェンツォ・)モンテッラ監督から守備のことは教わっていたし、彼の要望に対応することは問題ないと思う。

 プレミアリーグはセリエAとは少しスタイルが違う。攻守の切り替えがとてつもなく早いね。この環境に慣れるため辛抱強く取り組みたい。時間をくれれば結果を出す自信はある」と自身の適応能力を強調し、クラブでの成功を誓った。

【了】

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