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一時は首位独走もリーグ制覇は絶望的なレアル。原因はトップ4への苦手意識? 総勝ち点18の内、4ポイントしか稼げず

text by 編集部 photo by Getty Images

一時は首位独走もリーグ制覇は絶望的なレアル。原因はトップ4への苦手意識? 総勝ち点18の内、4ポイントしか稼げず
リーグ戦残り2試合での逆転優勝は絶望的となったレアル・マドリー【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーは9日、ホームで4位のバレンシア相手に2-2で引き分け、首位バルセロナとの勝ち点差が4に広がった。リーグ戦残り2試合での逆転優勝は絶望的となった。

 一時は、バルセロナに5ポイント差をつけて首位を独走していたマドリー。しかし、ライバルとのビッグマッチで満足な結果を得られなかったことが、今の状況を引き起こしている。

 現在チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内にいるバルセロナ、アトレティコ・マドリー、バレンシアの3チームを相手に、マドリーは総勝ち点18の内、手にしたのは僅か4ポイントのみである。

 マドリーがこれらのクラブを相手に勝利した唯一の試合は、リーグ序盤のバルサ戦のみ。当時は中盤でモドリッチ、クロース、ハメスがチームを動かし、BBCトリオがゴールを量産していた。

 逆にバルセロナとバレンシアの本拠地でプレーした試合は、いずれも1-2の敗戦を喫した。

 またアトレティコ戦では、CL準々決勝2ndレグこそ1-0で制したが、リーグ戦ではホームで1-2、アウェイで0-4という厳しい結果を突きつけられている。

 今季マドリーが対戦したトップ4との結果は以下の通り。

リーガ第3節: レアル・マドリー 1-2アトレティコ・マドリー
リーガ第9節: レアル・マドリー 3-1 バルセロナ
リーガ第17節: バレンシア 2-1 レアル・マドリー
リーガ第22節 アトレティコ・マドリー 4-0 レアル・マドリー
リーガ第28節 バルセロナ 2-1 レアル・マドリー
リーガ第36節 レアル・マドリー 2-2 バレンシア

【了】

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