リバプールの次期主将候補と言われるMFジョーダン・ヘンダーソンが、今季不振に終わったチームを立て直すため、チームメートに協力を呼びかけている。

　リバプールは2014-15シーズンの開幕前に大型補強を敢行したものの、新加入選手がチームにフィットせず、プレミアリーグは6位に終わった。しかし、長年クラブを支え続けてきたMFスティーブン・ジェラードの後釜としてマンチェスター・シティからフリーでMFジェームズ・ミルナーを獲得。新たなストライカーの補強も噂されており、マージーサイドの古豪は復活に向けて着実に補強を進めている。

　英紙『デイリー・メール』でヘンダーソンは「ミルナーと話したよ。ファンタスティックな契約だってね。彼のピッチ内外での姿勢は一流だ。一緒にいるだけでエネルギーをもらえる。昨季もシティでたくさんのアシストとゴールを決めてきたし、ダーティーな仕事もできる高いクオリティーをもった選手だ。来シーズンが待ちきれないよ」と同胞の加入を喜んだ。

　また、移籍の噂が囁かれているFWラヒーム・スターリングについては「クラブと代表にとって欠かせない選手だ。リバプールに留まることを望んでいる。本当に良い仲間だ。契約状況の影響で批判されているが、チーム全員が彼のこと愛している。向上するため常に努力を惜しまないし、練習態度は素晴らしいよ」と母国の若手選手に賛辞をおくった。

　なお、ヘンダーソンを含むリバプールの3選手は、6月7日に行われるアイルランド代表との親善試合と13日のスロベニア代表とユーロ予選を戦うイングランド代表メンバーに招集されている。

【了】