バルセロナは、同じくスペイン・リーガエスパニョーラに属しているセビージャのMFアレイクス・ビダル（25）の完全移籍を7日、公式サイトで発表している。契約は2020年までとなる。

　ビダルは現地8日（月）の明朝8時半、メディカルチェックを通るとバルセロナが伝えており、13時に契約を交わした後、写真撮影を経て、14時15分に記者会見が行われる模様だ。

　カタルーニャ州（スペイン）で生まれ育ち、2001-2002にバルサの下部組織でプレーしたことがあるビダルは09年、エスパニョールに加入。パナシナイコス（ギリシャ）に武者修行に出され、セグンダ（スペイン2部リーグ）のジムナスティックやマジョルカのBチームでプレーと、長い下積み時代を送った。

　ビダルは11年から14年の間にアルメリアで頭角を現し、昨夏セビージャに移籍。今季はヨーロッパリーグ（EL）優勝にも大きく貢献した。

　右サイドでウィンガ－としてもサイドバックとしても対応できるビダル。移籍発表はされたが、バルサはFIFAに下された選手獲得禁止処分によって同選手がチームに加入するのは、2016年の1月になる。

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