チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、かつて同じ街の最大のライバル・アーセナルでプレーしたアレクサンドル・ソングの獲得を望んでいるようだ。英紙『テレグラフ』が伝えた。

　昨季は初のスペイン移籍を経験したものの、バルセロナへの順応に苦しんだソング。今季はレンタルでイングランドに復帰し、ウェストハムで年間を通して主力として活躍した。

　ジョン・オビ・ミケルの退団が決定的で、オスカルの将来も不透明な中、モウリーニョ監督はセントラルMFの戦力拡充を図っている。

　期限付き移籍のため一度はバルセロナに復帰するソングだが、放出を止める動きはなく、600万ポンド（約11億円）の移籍金で獲得が可能だ。ウェストハムも完全移籍での残留を望んでいるため、チェルシーと競合する可能性がある。

　今季は20試合に出場した選手が14人のみという少数精鋭で5年ぶりのリーグ優勝とリーグカップ制覇の2冠を達成したチェルシー。来季はより厳しい戦いが予想されるため、プレミアリーグの戦いを熟知する実力者の確保を狙っている。

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