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バルサ史上初の三冠達成者ラポルタ氏、会長選挙へ正式に立候補を表明

text by 編集部 photo by Getty Images

バルサ史上初の三冠達成者ラポルタ氏、会長選挙へ正式に立候補を表明
クラブ会長選挙に立候補したジョアン・ラポルタ氏【写真:Getty Images】

 2003年から2010年までバルセロナの会長を務めたジョアン・ラポルタ氏は16日、7月18日に行われるクラブの会長選挙への立候補を正式に自身の公式ユーチューブで表明した。

 初めてバルサの会長候補として立候補した時より経験豊富だと主張するラポルタ氏は、7月の会長選挙に向けて「準備万端」と語った。

「私は欠点ももちろんあるけど、ポリシーは変えずにいる。クライフ氏、ラ・マシア(バルサの下部組織)、カタルーニャ、ユニセフなどに基づいたメス・ケ・ウン・クルブ(バルサのスローガン:クラブ以上の存在)が私のモットーである」

 ロナウジーニョ時代のチャンピオンズリーグ(CL)優勝などバルサ史上初の三冠を達成した際に会長を務めていたラポルタ氏。当時バルサのサポーターの信頼を勝ち取り、未だに多くのファンから絶対的な支持が得ていることが立候補の要因の一つとなったと説明している。

 ここ2年会長を務めたジョゼップ・マリア・バルトメウ氏、2003年の会長選挙での候補者ジョルディ・マホ氏、バルサの元代弁者トニ・フレイシャ氏、2010年の会長選挙での候補者アグスティ・ベネディト氏とSom Gent Normal財団会長ジョルディ・ファレ氏に次いで6人目の出馬となった。

 数ヶ月前まで現地では、新会長として選ばれる可能性が一番高かったのはラポルタ氏だった。立候補表明するために解散したバルトメウ氏は、つい数日前までは絶大な支持を得ていなかった。しかし、猛スピードでルイス・エンリケ監督、DFジョルディ・アルバやDFダニエウ・アウベスの契約延長に成功したため、予測不能な展開となっているようだ。

【了】

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