アフリカ1の大富豪であるアリコ・ダンゴテ氏が再びアーセナル買収について言及した。17日、イギリス『BBC』が報じた。

　ナイジェリアの実業家であるダンゴテ氏の総資産は157億ドル（約1兆8800億円）。アーセナルの大株主であるスタン・クロエンケ氏の37億ドル（約4450億円）、小株主のアリシャー・ウスマノフ氏の96億5000万ドル（約1兆1600億円）を大きく上回る額だ。米誌『フォーブス』の世界長者番付でも67位に位置している。

　同氏はアーセナルについて「よくやっている」としながらも、「異なる戦略、変化が必要だ」と訴えた。

「現状のものではない戦略が必要なんだ。選手を育てて売るモデルではなくね」

　アーセナルは2003-2004シーズンの無俳優勝以来プレミアリーグを制していない。近年はFWロビン・ファン・ペルシー、MFセスク・ファブレガス、MFサミア・ナスリ、MFアレクサンドル・ソングら主力選手を放出し続けてきた。

　「売るチーム」から「買うチーム」への変革を示唆するダンゴテ氏だが、クラブの買収は実現するのだろうか。

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