レアル・マドリーに所属するスペイン代表のDFセルヒオ・ラモス（29）が、マンチェスター・ユナイテッドに入団する可能性が高まってきている。

　英メディア『スカイ』によれば、ユナイテッドはラモス獲得に向けて2860万ポンド（約55億円）の正式オファーを出したようで、ラモス本人もレアル退団を希望していると報じられている。
　
　同局のスペインサッカーを担当するグラハム・ハンター記者は「ラモスは夏にクラブを離れる意思があり、ユナイテッドとの交渉に応じてほしいと伝えている。また、ユナイテッド以外のクラブとは交渉を望んでいない。彼はバルセロナからのオファーをもみ消したフロレンティーノ・ペレス会長のやり方を快く思っておらず、ユナイテッドのプロジェクトに携わりたいと考えている」と現在の状況を説明。
　
　2017年6月まで契約を残すラモスは、マドリーと年俸アップを含めた新契約の締結を目指していたが、ペレス会長に要求額を拒否されたため、契約延長の話し合いは進んでいない。チームの副主将を務めるラモスは、過去10シーズンを過ごしたマドリーを離れ、ユナイテッドで新しいキャリアをスタートさせることはできるだろうか。

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