優勝トロフィーを掲げるアルシャビン【写真:Getty Images】
昨季限りでゼニトを退団した元ロシア代表FWアンドレイ・アルシャビンは、同じロシア・プレミアリーグのクバン・クラスノダール移籍に迫っているようだ。伊『トゥットメルカートウェブ』などが6日に報じた。
アーセナルなどでも活躍したアルシャビンは、ゼニトから選手ではなくスタッフとしてのオファーを受けており、そのまま現役引退の可能性もあると伝えられていた。しかし、今回クバンと1年延長オプション付の1年契約で合意に至り、現役続行が濃厚になっている。
ゼニトでの最後のシーズンはリーグ優勝に貢献したが、14試合しか出場できず、先発出場はわずか4試合。以前のような輝きを放つことはなく、チーム内での存在感は希薄になっていた。
ロシア代表通算74試合14得点の34歳は、キャリアの最後に花を添えるべく新たな挑戦を始めようとしている。
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