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チェルシーが移籍市場で得た10の「利益」。獲得時よりも高値で売却された選手たち

大手データサイト『squawka.com』は、「アブラモビッチ会長のチェルシーが利益を得た10の移籍」を公開した。かつてのチェルシーは、欧州各地から高額な移籍金で選手をかき集めていたが、近年では必要に応じてピンポイントな補強を続けている。その一方で、他クラブへ移籍させる場合は高値で売却することに成功している。今回は、ロマン・アブラモビッチ会長のもとチェルシーが売買で利益を得た10人の選手を紹介しよう。

text by 編集部 photo by Getty Images

ペトル・チェフ

チェルシーが獲得時よりも高値で売却した10人の選手。アブラモビッチ会長がクラブにもたらした「利益」
ペトル・チェフ【写真:Getty Images】

【獲得金額】
700万ポンド(約13億8600万円/2004年7月):レンヌ
【売却金額】
1000万ポンド(約19億2000万円/2015年7月):アーセナル

 2004年にフランスのレンヌからチェルシーに加入したチェコ代表守護神は、11年間に渡って“ブルーズ”のゴールマウスを守り続けた。しかし、アトレティコ・マドリーに期限付き移籍していたGKティボー・クルトワが復帰すると、出場機会を減らしてしまう。

 正GKとしての役割を望んでいたチェフは、同じくロンドンを本拠地とするアーセナルへの移籍を決断。新天地では、「プレミアリーグで333試合出場した33歳から人生の新章が始まる。容易な選択だ。このチームの背骨の一部になりたい。椎骨も33個だ…」という理由から、背番号は「33」を背負う。

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