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第三主将なのに…。ファン・ハール監督、会見でスモーリングの名前を間違える

text by 編集部 photo by Getty Images

第二主将なのに…。ファン・ハール監督、会見でスモーリングの名前を間違える
ルイス・ファン・ハール監督(左)とクリス・スモーリング(右)【写真:Getty Images】

 現在プレシーズンツアーのためアメリカを訪れているマンチェスター・ユナイテッドは、現地時間22日にインターナショナルチャンピオンズカップでMLSのサンホセ・アースクエイクと対戦する。

 試合の前日会見に臨んだルイス・ファン・ハール監督は、チームのキャプテンを務める選手を明らかにするはずだったが、ここでとんでもないミスを犯してしまったようだ。21日付の英紙『デイリー・メール』が伝えている。

 ユナイテッドを率いて2年目を迎えたオランダ人指揮官は、「私の哲学では、選手はキャプテンを受け入れるべきだ」と持論を展開。

「第一キャプテンはウェイン・ルーニーだ」と明かすと、続けて「第二キャプテンはマイケル・キャリック、そして第三キャプテンは昨年も務めたミスター・“マイク”・スモーリングだ」と発言し、隣に座っていたスモーリングを紹介した。

 もちろん、スモーリングのファーストネームは「マイク」ではなく「クリス」。サッカー界きっての名将として知られるファン・ハール監督だが、公の場で選手の名前を間違えてしまったのである。

 一瞬の沈黙ののちに記者から間違いを指摘されると、「ソーリー、クリス・スモーリングのことだ」とすぐに訂正。会場からは笑い声が上がったが、隣のスモーリングは苦笑いを浮かべていた。

 2010年7月にフラムからユナイテッドに加入したスモーリングは、通算152試合に出場。昨季のアーセナル戦では初めてキャプテンマークを巻いている。

 スモーリングはプレシーズンで印象的なパフォーマンスを披露し、ファン・ハール監督に名前を憶えてもらうことは出来るだろうか。

【了】

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