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カジェホン巡って“ロンドン・ダービー”勃発。チェルシーは移籍金増額へ

text by 編集部 photo by Getty Images

カジェホン巡って“ロンドン・ダービー”勃発。チェルシーは移籍金増額へ
ナポリに所属するFWカジェホン【写真:Getty Images】

 イングランド・プレミアリーグのチェルシーが、ナポリに所属するスペイン代表FWホセ・マリア・カジェホン獲得に向けて移籍金を増額する見通しだ。

 2013年夏にレアル・マドリーからナポリに加入した28歳のカジェホンは、在籍2シーズンで公式戦102試合に出場して32ゴールと、チームの主軸として活躍。また、マドリー時代の2011年から2013年まではチェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督の下、スーパーサブとして重宝されていた。

 英紙『テレグラフ』によれば、チェルシーは今夏すでに1550万ポンド(約30億円)の移籍金で交渉中と伝えられているが、地元ライバルのアーセナルも正式なオファーを提示したため、新たに2600万ポンド(約50億円)で話し合いを進める方針のようだ。

 チェルシーは今年1月にフィオレンティーナからMFファン・ギジェルモ・クアドラードを獲得したものの、右サイドで孤立する場面も多く、新シーズンの戦力になるかは不明瞭なままである。一方、ローン先から復帰したMFモハメド・サラーも退団が濃厚なため、新しいサイドアタッカーの補強が必要となっている。

 なお、カジェホンにはチェルシーやアーセナルの他にトッテナムも獲得を狙っているが、同選手の代理人は移籍を否定しているため、チェルシーの移籍金増額がどのような成果をあげられるか注目が集まる。

【了】

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