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アゼルバイジャン代表MFが記者殺害容疑で逮捕。勝利パフォ批判され犯行に及ぶ

text by 編集部 photo by Getty Images

アゼルバイジャン代表MFが記者殺害容疑で逮捕。勝利パフォ批判され犯行に及ぶ
アゼルバイジャン代表のMFフセイノフ【写真:Getty Images】

 アゼルバイジャン当局は現地11日、今月8日に起きたジャーナリストのラシム・アリエフ氏が死亡した事件で、アゼルバイジャン代表のMFジャビド・フセイノフ(27)を含む6名の容疑者を逮捕したことを発表した。

 英メディア『BBC』によれば、FCガバラに所属するフセイノフは、今月6日に行われたヨーロッパリーグ予備予選のアポロン・リマソル(キプロス)戦で決勝点を挙げ、試合後に1974年からキプロス北部を実効支配しているトルコの国旗を掲げて勝利を祝った。アリイェフ氏はフェイスブック上でフセイノフを「無知で自己抑制力がない」と批判し、欧州の舞台で国を代表する資格がないと主張。そして、試合の2日後にフセイノフの従兄弟を名乗る人物から同選手への批判について話し合いたいと呼び出され、暴行を受けたという。

 なお、FCガバラはアリエフ氏が亡くなった9日未明に「どのような人間であれ、他人を脅したり、暴力を振るうことは許されない。フセイノフはこの件が解決するまでトップチームにおいて停止処分とする」と発表。同選手はアゼルバイジャン代表の一員として6月に行われたEURO2016予選のノルウェー戦にも出場している。

【了】

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