マンチェスター・ユナイテッドを率いるルイ・ファン・ハール監督が、GKダビド・デ・ヘア売却の意志がないことを改めて明言したと、英メディア『スカイ』が報じている。

　24歳のスペイン代表GKは、2016年6月にユナイテッドと契約切れになることから今夏のレアル・マドリーへの移籍が盛んに取り沙汰されている。リーグ戦はすでに開幕しているものの、オランダ人指揮官はデ・ヘアがプレーに集中できる状態ではないことを理由に招集メンバーから外している。

　ファン・ハール監督は21日の会見で「マンチェスター・ユナイテッドに入団したいと考える選手を求めたとき、相手クラブが売却に応じないこともある。我々も同じことだ。デ・ヘアは売り渡さない」と交渉に応じない姿勢を強調している。

　なお、開幕2連勝中のユナイテッドは、22日にホームで行われるプレミアリーグ第3節のニューカッスル戦でもGKセルヒオ・ロメロの先発出場が濃厚。新加入のアルゼンチン代表守護神はここまで2試合連続の完封勝利に貢献している。

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