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マンU、下部組織出身DF2人を放出へ。エバンスはWBA移籍か

text by 編集部 photo by Getty Images

マンU、下部組織出身DF2人を放出へ。エバンスはWBA移籍か
ジョニー・エバンス【写真:Getty Images】

 守備陣の余剰人員整理に動くマンチェスター・ユナイテッドは、放出する選手と移籍先を決めたようだ。地元紙『マンチェスター・イブニングニュース』が伝えた。

 ルイス・ファン・ハール監督の信頼を得られなかったのは下部組織出身の2人だ。トップチーム在籍10年目のジョニー・エバンスと、昨季出場機会の多かった若手タイラー・ブラケットがユナイテッドを去ると見られる。

 エバンスは元ユナイテッドのダレン・フレッチャーが所属するウェストブロムウィッチへ完全移籍で、ブラケットはスコットランドのセルティックへ新天地を求めると同紙は報じている。

 2006年にトップチームで初出場を果たしたエバンスは、これまでユナイテッドで公式戦198試合に出場し3度のプレミアリーグ制覇にも貢献したが、移籍金は600万ポンド(約11億円)でユナイテッド退団が濃厚となった。

 一方のブラケットは昨季11試合に出場したが、あくまで負傷者の穴埋めにすぎなかった。セルティックへは試合経験を積むため1シーズン限定の期限付き移籍で武者修行に出る。

 クリス・スモーリングとダレイ・ブリントが主力としてコンビを組み、ベンチにはフィル・ジョーンズやマルコス・ロホが控える。チャンピオンズリーグがあるとはいえ6人目のCBに出番がやってくる可能性は限りなく低く、移籍の決断は容易になるだろう。

【了】

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