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混迷極めたデ・ヘア移籍騒動。食い違う両クラブの主張。最初の獲得報道から破談までを振り返る

text by 編集部 photo by Getty Images

8.マドリー側の主張

混迷極めたデ・ヘア移籍騒動。食い違う両クラブの主張。最初の獲得報道から破談までを振り返る
マドリーは声明文を公表【写真:Getty Images】

 マドリー側の主張は以下の通り。

 8月31日、マドリーはデ・ヘア獲得についてユナイテッドと本格的な交渉に入る。ユナイテッドはナバスの獲得を条件にマドリーへデ・ヘアを売却することで合意。

 ユナイテッドはナバスの代理人と交渉を開始し、早々に両クラブは互いの守護神の移籍で合意に達する。

13時39分
マドリーは移籍手続きのためにスペインプロリーグ機構(LFP)やFIFAのトランスファー・マッチング・システム(TMS)への提出が必要な契約書類をユナイテッドに送付。

21時43分
ユナイテッドから契約書の修正版を受け取る。マドリーはこの変更点を受諾。

23時32分
デ・ヘア、ナバス両選手の署名入りの契約書を送付。

23時53分
ユナイテッド、ナバスと合意。

0時0分
ユナイテッドがデ・ヘアの移籍に関してオペレーションデータをTMSに入力したが、0時までにナバスの入力に間に合わず。移籍に関する契約書のみがマドリーに送られた。

0時2分
マドリーは、移籍に関する書類を受け取っていたが、すでに移籍市場は閉鎖。

0時26分
マドリーは期限が切れていることを承知でLFPに契約書を送付。移籍を成立させるために最善を尽くしたと主張。

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