EURO2016予選にて下克上が多発している。現地時間の3日、同予選が欧州各国で行なわれた。

　ホームでアイスランドと対戦し0-1と敗れたオランダ。これによりグループAはアイスランドが首位を守っている。それに続くのはチェコで、オランダは3位と低迷している。

　一方でグループBとグループHも混戦模様だ。グループBは前節ベルギーとの直接対決を制したウェールズが、今節もキプロス相手に1-0と競り勝った。レアル・マドリーのMFガレス・ベイルがどちらも値千金のゴールを決めている。これによりグループBはFIFA世界ランキング2位のベルギーを抑えてウェールズが1位を維持している。

　グループHはクロアチアがアゼルバイジャンにアウェイで0-0のスコアレスドローに終わり、イタリアがホームでマルタに1-0と辛勝した。両者勝点15で並んだものの、クロアチアが首位を維持している。

　現地時間の4日、5日に開催されるグループCとグループDでも、スロバキアがスペインを、ポーランドがドイツを抑えて首位に立っている。下克上が目立つEURO2016予選だが、今後の展開にますます注目が集まりそうだ。

　グループA、グループB、グループHの順位は以下。

【グループA】
1.アイスランド
2.チェコ
3.オランダ
4.トルコ
5.ラトビア
6.カザフスタン

【グループB】
1.ウェールズ
2.ベルギー
3.イスラエル
4.キプロス
5.ボスニア・ヘルツェゴビナ
6.アンドラ

【グループH】
1.クロアチア
2.イタリア
3.ノルウェー
4.ブルガリア
5.アゼルバイジャン
6.マルタ

【了】