週末のセリエA第7節でナポリに惨敗したミランは、早くもシニシャ・ミハイロビッチ監督を諦めてしまうかもしれない。

　伊紙『ラ・レップブリカ』は5日、代表ウィークに入るタイミングでミハイロビッチ監督を解任し、新たな指揮官を迎える可能性があると報じた。

　アドリアーノ・ガッリアーニCEOとミハイロビッチ監督の間には確執があると見られており、CEOが関係の深いシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長と指揮官交代について話し合いを持ったと同紙は伝えている。

　なお、後任候補にはかつてミランで活躍し、イタリア代表監督も務めたロベルト・ドナドーニ氏や、ローマやゼニトを率いた経験を持ちイタリア国内屈指の戦術家と評価の高いルチアーノ・スパレッティ氏の名前が挙げられている。

　ドナドーニ氏は昨季までパルマを指揮していたが、クラブの解散とともにフリーとなり、スパレッティ氏も昨年ゼニトの監督を退いて以降は無職のままだ。

　ミハイロビッチ監督率いるミランは、現在リーグ戦8試合を終えて3勝4敗の11位と低迷し、今夏の大型補強で獲得した選手たちと既存戦力の融合に苦しんでいる。

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