セオ・ウォルコットの復調により調子を取り戻してきたアーセナルが、冬の移籍市場でディナモ・キエフに所属するウクライナ代表FWアンドリー・ヤルモレンコの獲得を目指しているようだ。13日に英紙『テレグラフ』が報じている。

　同紙によると、ディナモ・キエフとの契約が2016年で切れるヤルモレンコを、アーセナルが狙っているとのこと。今夏にはリバプールやバルセロナといったビッククラブが獲得に乗り出している。ウォルコットが怪我がちなため、その穴埋めにヤルモレンコを当てはめたい考えのようだ。

　昨季公式戦43試合で19得点を挙げ、今季は13試合出場で8得点を決めている。189cmと長身でセンターフォワードタイプでありながらサイドで起用することも可能。2014年にはウクライナ年間最優秀選手にも選ばれており、点取り屋の名に相応しい活躍も見せている。

　25歳とまだまだ成長を見込める年齢でもあることから、再びビッククラブによる争奪戦が巻き起こるかもしれない。今夏にストライカー獲得に失敗したアーセナルにとっては、絶好のターゲットとなりそうだ。

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