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ジーコ氏、UEFA事務局長出馬でFIFA会長選の立候補断念「シナリオ変わった」

text by 編集部 photo by Getty Images

ジーコ氏、UEFA事務局長出馬でFIFA会長選の立候補断念「シナリオ変わった」
FIFA会長選への出馬を断念したジーコ氏【写真:Getty Images】

 FIFA(国際サッカー連盟)会長選の立候補届けが26日に締め切られ、立候補すると見られていた元日本代表監督のジーコ氏が出馬を断念したようだ。26日にイギリス『フォー・フォー・トゥー』が報じている。

 ゼップ・ブラッター会長の後任を決めるため来年2月26日にFIFA会長選が行われる予定となっていた。汚職事件の渦中にあるFIFA副会長のミシェル・プラティニ氏やAFC(アジアサッカー連盟)会長を務めるサルマン氏など数人が立候補したが、ジーコ氏の名前はそこには含まれていない。ジーコ氏はその理由について説明している。

「6つの協会から推薦を得られる手応えを感じていた。しかし、UEFA(欧州サッカー連盟)の動向に左右され、シナリオが完全に変わってしまった」

 同メディアによると、立候補するには加盟5協会からの推薦が必要で、ジーコ氏はその推薦を得られなかったとのこと。UEFAのジャンニ・インファンティーノ事務局長が出馬を表明したことに影響を受けたと明かし、残念ながら今回は出馬を見送る形となったようだ。

【了】

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