アーセナルに所属する33歳のMFミケル・アルテタ、35歳のMFトマシュ・ロシツキ、31歳のマテュー・フラミニの3選手が今季限りで退団する可能性が高くなったようだ。3日に英紙『エクスプレス』が報じている。

　同紙によると、いずれも3選手は2016年で契約満了となるが、現時点では契約延長しない方針とのこと。ベテラン3選手が、今シーズンを最後にチームを去ることになるかもしれないようだ。

　アルテタは2011年にアーセナル加入後、主将としてチームをけん引し、中盤の要として攻守にわたり貢献してきた。FAカップやコミュニティーシールドなどのタイトル獲得にも貢献している。

　また、ロシツキは2006年からチームに在籍する古株。度重なる怪我に悩まされ満足なシーズンを過ごすことができておらず、昨季はリーグ戦15試合の出場に留まった。今季もまた怪我の影響で試合に出場できていない。

　フラミニは2013年にチームに加入し、昨季は公式戦33試合に出場していた。しかし、今季はまだ公式戦4試合の出場しかしておらず、苦しい状況が続いている。

　一方で、29歳のDFナチョ・モンレアルとは契約延長に向けて交渉を始めたとされている。2013年に加入し左サイドバックとして躍動。昨季は公式戦39試合に出場したが、今季も継続して出場機会を延ばし公式戦13試合に出場している。

　まだ今シーズンは始まったばかりであるため、今後の活躍次第ではベテラン3選手にも契約延長の道は残されているかもしれない。ただ、今夏には中盤等の補強に動いており、冬の移籍市場で同じポジションに選手を加える可能性もあるため、厳しい状況にあることは変わらないだろう。

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