攻撃陣に負傷者が続出し、苦しい選手起用を強いられているアーセナル。アーセン・ヴェンゲル監督は冬の移籍市場でレアル・マドリーからFWヘセ・ロドリゲスの獲得に動くようだ。英紙『ミラー』などが報じた。

　現在22歳のヘセはマドリーの下部組織から巣立った生え抜きのストライカーで、将来のエースとして期待されている存在だ。しかし、今季先発したのは4試合のみで、フル出場は未だに1試合もない。

　世界的なスター選手たちが揃う中で出番の確保に苦労しているため、環境を変えて出場機会の増加を狙っているようだ。アーセナルからはコスタリカ代表FWジョエル・キャンベルの退団が噂されているため、実現すればライバルが1人減る。

　それでも今季のアーセナルはテオ・ウォルコットが中央のポジションで覚醒の気配を見せ、その脇をアレクシス・サンチェスら強力な選手たちが固めている。控えにはオリビエ・ジルーもおり、マドリーと変わらぬ厳しいポジション争いが待ち受けているのは事実。それでもイングランド挑戦を選ぶのだろうか。来年のEURO出場に向けて慎重な判断が求められる。

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