アメリカに系列チームを作る予定のラージョ【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラのラージョ・バジョカーノが、アメリカ・オクラホマ州を拠点に系列チームを作り、北米サッカーリーグ(NASL)に参入する計画を立てているようだ。10日にスペイン紙『マルカ』が報じている。
NASLはメジャーリーグサッカー(MLS)の下に位置する実質2部リーグだが、MLSとの昇降格は行われておらず、独立したリーグとなっている。
日本では、アルビレックス新潟の系列チームがシンガポールリーグに参入しており、若手選手の育成や国際経験の充実化を図ることを目指している。
ラージョは中国企業の銭宝とスポンサー契約を結んでいる。胸スポンサーになるなどクラブは中国との関係を深めており、今夏の移籍市場では中国代表FWジャン・チェンドンを獲得していた。ただ、スポンサーの意向もあったようで、パコ・ヘメス監督が苦言を漏らしている。
ラージョに関しては、柏レイソルに所属する鈴木大輔やポルトガル1部のスポルティングCPでプレーしている田中順也にも興味を示し、獲得に乗り出す構えを見せている。世界に向けたマーケティングを進めているようだ。
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