バルセロナのDFジェラール・ピケは12日、英紙『テレグラフ』のインタビューに応じ、同僚のリオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールのトリオについて語った。

「彼ら3人のカギは彼ら自身が持っている人間関係にある。ピッチ上でそれを見ることができるけど、とにかく素晴らしいものさ。たとえば、1人がゴールを量産していて、またある1人がゴールに恵まれていなかったとする――以前のネイマールだね。彼はスアレスにPKを譲ったんだ。こうした姿勢が見られるとき、とても多くの意味が含まれている」

　偉大な選手たちにはエゴの問題が付き物だが、ピケによればバルセロナの“トリデンテ”（スペイン語で「三又の槍」の意）にとって、それは無縁のもののようだ。

「スアレスはリヴァプールのスターだったし、レオ（・メッシ）はスアレスやネイマールが来るまで唯一無二の存在だった。それなのに、彼らはいかなるエゴも持っていない。これが最も重要なことだ」

　ピケによれば、3人はそれぞれ異なる特長を持っているという。ネイマールは1対1の強さが、メッシは攻守に優れた能力が、そしてスアレスはペナルティーエリア内でのファーストタッチが武器であるという。

「メッシのような存在がいれば、タイトルを勝ち取ることはとても簡単さ。まぁ、他のプレーヤーとプレーするよりは簡単になるだろうね。メッシ、ネイマールとスアレスの前線は世界最高さ」

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