アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は新たなオプションを求めているようだ。英メディア『メトロ』は、アーセナルがレアル・マドリーのFWヘセ・ロドリゲスの獲得に向けて動いていると11日付で報じた。

　同紙によれば、ラファエル・ベニテス監督体制下で出場機会に恵まれていないロドリゲスにアーセナルが目を付けているとされ、西メディア『ドン・バローン』が伝えたところでは、2,110万ポンド（約39億円）の違約金を支払えば移籍を容認する姿勢を見せているという。

　ロドリゲスは22歳のスペイン人で、今季はここまでリーグ戦7試合に出場し2ゴール。2009年からスペインの各世代別代表への招集歴がある。2012年のUEFA U-19欧州選手権では5得点を挙げて大会得点王となったほか、2013年のFIFA U-20ワールドカップでも5ゴールをマークし、ブロンズシューズ（得点王ランキング3位）を獲得。

　カルロ・アンチェロッティ監督（当時）に見出されてトップチームに昇格した13/14シーズン、ロドリゲスは主にスーパーサブとして試合に出場し、公式戦31試合で8ゴールを記録。バルセロナとの“クラシコ”でも得点を挙げるなど強烈なインパクトを残した。チームの主砲、アレクシス・サンチェスの移籍が噂されるガナーズ（アーセナルの愛称）で、ロドリゲスは再び自らの存在感をアピールすることになるのだろうか。

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