ユベントスのFWパウロ・ディバラへの疑問はもう存在しない。11日、イタリア『カルチョメルカート.com』が報じた。

　今夏パレルモからユベントスに加入した同選手だが、3200万ユーロ（約42億円）という高額な移籍金だったこともあり序盤のパフォーマンスが疑問視されていた。先月にはパレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長が「（マッシミリアーノ・）アッレグリ監督に壊される」と糾弾した。

　しかし、シーズン開幕から約2ヶ月半が経った今、アッレグリ監督のディバラに対する慎重な姿勢はイタリアメディアにも理解されているようだ。同選手は現在公式戦6ゴール2アシストを記録し、アルゼンチン代表でも継続して招集される存在へと成長した。

　同メディアは「最高の一撃」とユベントスのディバラ獲得を称賛し、リオネル・メッシの「彼には素晴らしい未来が待っている」という言葉を紹介している。

　シーズン序盤のスタートダッシュには失敗したものの、現在セリエAで7位まで挽回しているユベントス。ディバラはクラブ復活の原動力となれるのだろうか。

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