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元ハンガリー代表GK、がんのため32歳で死去。母国は34年ぶり勝利を捧げる

text by 編集部 photo by Getty Images

元ハンガリー代表GKががんのため32歳で死去。母国はノルウェー相手に勝利
32歳の若さで亡くなったマートン・フロップ氏【写真:Getty Images】

 元ハンガリー代表のGKマートン・フロップ氏が、がんにより32歳という若さで亡くなった。12日、イギリス『BBC』を含む複数のメディアが報じている。

 フロップ氏は現役時代にトッテナム、サンダーランド、レスター・シティ、マンチェスター・シティらプレミアリーグのクラブを中心に名門クラブを渡り歩いた。2012/2013シーズンにギリシャのアステラスでプレーし、現役を引退していた。

 ハンガリー代表では2005年にデビューを果たし24試合に出場した。ハンガリーサッカー協会は12日、公式サイトを通じて「深く哀悼の意を表する」と発表している。

 同日行なわれたEURO2016予選プレーオフでは、ハンガリー代表はアウェイでノルウェーと対戦した。この試合で喪章をつけてプレーした選手たちは、ノルウェー相手に1-0で勝利。34年ぶりにノルウェーを下し、天国のフロップ氏へ勝利を捧げている。

【了】

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