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“生きる伝説”ラウール、21年のキャリアに幕。その功績を振り返る

現地時間15日、すでに現役引退を表明していたニューヨーク・コスモスの元スペイン代表FWラウール・ゴンサレスがキャリア最後の試合に臨んだ。年間優勝決定プレーオフに出場した38歳のラウールはチームの勝利に貢献し、現役最後の日に見事タイトルを獲得している。またひとり偉大なレジェンドがピッチを去ることになってしまったが、彼が21年間で残してきた功績を振り返ってみよう。

text by 編集部 photo by Getty Images

1.レアル・マドリー

“生きる伝説”ラウール、21年のキャリアに幕。その功績を振り返る
レアル・マドリーのラウール【写真:Getty Images】

【成績】
741試合323得点

【獲得タイトル】
リーガエスパニョーラ 6回
チャンピオンズリーグ 3回
インターコンチネンタルカップ 2回
UEFAスーパーカップ 1回
スペイン・スーパーカップ 4回

 レアル・マドリーでプロキャリアを歩んでラウール・ゴンサレスは、常にクラブの象徴的な選手であり続けた。今季に入り、最多得点記録はクリスティアーノ・ロナウドに破られてしまったが、741試合という出場記録はいまだクラブ史上最多だ。

 世界最大のビッグクラブで16ものタイトルを獲得し、長く主将としてチームを牽引。まさにクラブの“レジェンド”であった。

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