デニス・ベルカンプ氏【写真:Getty Images】
ガリー・モンク監督を解任したスウォンジーが迷走している。新監督選びが難航し、多くの候補が挙がったまま正式決定のアナウンスはない。
かつて指揮を執ったブレンダン・ロジャース氏をはじめ、グスタボ・ポジェ氏、デイビッド・モイーズ氏、ワルテル・マッツァーリ氏らの名前が後任候補として報じられる中、新たな可能性を英紙『デイリー・メール』などが伝えた。
低迷するスウォンジー起死回生の一手として期待されるのは、元オランダ代表FWのデニス・ベルカンプ氏だ。かつてアーセナルで一時代を築いた名手は現在アヤックスでアシスタントコーチを務めている。
しかし、本人にチームのトップを務める考えはないようだ。同紙によれば、ベルカンプ氏はオランダメディアに対して「今は監督をする野心を持ち合わせていない」と語ったという。
果たして迷走するスォンジーの新監督には誰が収まるのか。マンチェスター・シティ戦は暫定監督で乗り切るが、その後もしばらく後任が決まらないようであれば暗闇から抜け出すのは容易でなくなるだろう。
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