マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は、チームに優勝の可能性は残されていると考えているようだ。英紙『ガーディアン』が12日付で伝えている。

　現地時間12日、昇格組の17位ボーンマスと対戦したユナイテッド。24分にはマルアン・フェライニの同点弾が飛び出すも、セットプレーでの勝ち越し弾を許し、公式戦2連敗で5戦未勝利に終わった。試合後ファン・ハール監督はインタビューに応じ、次のように語った。

「復活に向けてのろしを上げる必要があるが、それは非常に難しい。なぜなら、ユナイテッドにとって2連敗を喫することはそう起こることではないからだ」

　打開策については「ハードワーク、日々のトレーニングと準備、そして集中。この25年間の監督生活で私が貫いてきたことに変わりはない」とコメント。選手にとって難しい時だとしながら、選手にこれらを課すことで、やがては復調するだろうとしている。

　また、指揮官は選手たちの無念さにも言及しながら、優勝戦線に残ることは可能だと考えている。

「選手たちは落胆している。全力を尽くしたが（ボーンマスに）敗れてしまった。この闘いを続けるためにはクリスマスまでこのポジション（4位）を守り抜く必要があり、そのためにはまず3連勝しなければならない」

　また、選手たちの信頼については「この監督を信じるかそうでないか、それだけのことだ」とコメント。「選手たちは我々の要求通りに動こうとしている。監督、スタッフと選手たちにつながりがある。非常に重要なことだ」とした。

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