レアル・マドリーは2016年夏の移籍マーケットで再びマンチェスター・ユナイテッドのGKダビド・デ・ヘアの獲得に挑戦すると英紙『デイリー・テレグラフ』が28日に報じた。

　マドリーは2015年夏の移籍マーケット最終日にデ・ヘア移籍で合意に至り、獲得一歩手前までいったものの書類提出の不手際で破談となっていた。

　デ・ヘアは移籍に失敗した後、ユナイテッドとの契約を4年延長。違約金は4800万ユーロ（約64億円）に設定されたと見られている。

　同紙によると、マドリーのクラブスポークスマンが来年夏の移籍マーケットでのデ・ヘア獲得を目指すことを認めており、設定されている違約金を全額支払う用意があるとしている。

　一方で注目されるのが、夏の移籍マーケットでデ・ヘアと入れ替わる形でユナイテッドへ移籍する予定だったGKケイラー・ナバスの動向である。今季は高いパフォーマンスで監督やファンの信頼をつかんでいるが、ライバルの加入でポジションを失ってしまう可能性がある。

　果たして1年越しのデ・ヘア獲得は実現するのだろうか。玉突き移籍を招きかねないだけに、大きな注目が集まる。

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