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マンU、ベイル獲得に130億円超えオファーを準備か

text by 編集部 photo by Getty Images

マンU、ベイル獲得に130億円超えオファーを準備か
ガレス・ベイル【写真:Getty Images】

 ルイス・ファン・ハール監督の下、低調ぶりが批判されて久しいマンチェスター・ユナイテッドは記録的な額の取引でファンの心を繋ぎ止めようと考えているのだろうか。

 英紙『ミラー』など複数メディアは、ユナイテッドがレアル・マドリーのMFガレス・ベイルに対し移籍金7500万ポンド(約131億円)のメガオファーを準備していると報じた。これまでも何度か獲得候補に挙げられたウェールズのスーパースターに再び狙いを定めたようだ。

 マドリーはラファエル・ベニテス監督を解任し、ジネディーヌ・ジダン新監督の就任を発表したばかりで転換期にある。前任の指揮官はベイル中心のチーム作りを試みて他の選手たちの反感を買ったが、後任の新米監督はどのようなプランを持っているか明らかになっていない。

 ジダン新監督も「ベイルは売りに出されていない」と宣言しているが、ベニテス氏の解任で居場所を失う可能性もあるため、選手側はしばらく様子をうかがっており、場合によってはマドリーからの移籍も検討するという。

 そこに目をつけたユナイテッドは、チームに欠けた「創造性」をベイルの獲得によって補完し、中盤と前線の大幅なパワーアップを目論んでいる。半年後にEUROを控えているため、冬ではなく夏のマーケットでの移籍になりそうだ。

 ユナイテッドはベイルを引き抜くために130億円以上の資金が必要になる。今季のチャンピオンズリーグ敗退が決まり、来季の移籍市場でどれだけの金額を選手への投資に回せるかは不明だが、かねてより望んでいた選手だけに、監督交代のタイミングで本格的に獲得へ乗り出しても何ら不思議はない。

【了】

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