セリエAのローマは13日、リュディ・ガルシア監督の解任を発表した。同時にフレデリック・ボンパル助監督とクロード・フィショー戦術コーチもチームを離れることが決まっている。

　決してビッグクラブではないリールをリーグ1優勝に導いた手腕を買われて2013年夏からローマの監督を任されたガルシア氏は、近年低迷が続いていたチームを就任から2年連続で2位に導いた。しかし今季は開幕前の補強を生かせず前半戦を終えて首位と勝ち点差7ポイントの5位と期待を裏切っている。

　後任は未だ発表されていないが、2005年から2009年までローマの監督を務め、ゼニトでの挑戦をへて現在フリーのルチアーノ・スパレッティ氏復帰が濃厚となっている。伊『カルチョメルカート.com』などによれば同氏はすでにローマへ到着して1年半契約に合意しており、発表を待つのみだという。

　なお、12日の練習はローマのプリマヴェーラ（U-19）を率いているアルベルト・デ・ロッシ氏が暫定的に監督すると明らかにされている。

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